「妹に精神的苦痛を与えるために」:小学生兄弟を殺害した伯父に死刑求刑

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事件の発生:小学生兄弟を殺害した伯父

2021年に兵庫県稲美町で発生した衝撃的な事件。家族の信頼を裏切り、甥の小学生兄弟2人を冷酷に殺害した伯父、松尾留与被告(53)の裁判が進行中です。松尾被告は、自身の自宅にガソリンをまき放火し、就寝中だった甥の松尾侑城くん(当時12歳)と眞輝くん(当時7歳)を殺害した罪に問われています。

検察の求刑:残虐な犯罪に死刑を求める

神戸地裁姫路支部で行われた裁判員裁判で、検察は被告の行為を「命を軽く見る度合いが著しい。動機は身勝手で残虐で非人道的。酌量の余地はない」と指摘。その上で、「『兄弟を無残な姿にすることで、妹夫婦を悲しませアルコール中毒にさせたい』と話したり、『今でも妹夫婦には申し訳ないと思っていない。子を亡くした親の姿には見えないので、今でも苦しめたい。兄弟を間接的に殺したのはお前らだ』と発言するなど、被告の反省のなさや裁判での発言で遺族をさらに苦しめている」と述べ、死刑を求刑しました。

被告の認識:罪の重さを認めつつも反省の色無し

松尾被告はこれまでの裁判で起訴内容を認め、「妹夫婦に精神的苦痛を与えるためにやった。あいつらがやってきたことを見たり聞いたりした時点で簡単には謝れない。直接的に殺したのは俺だが間接的にやったのはお前らだ。謝罪するのは今の精神状態では無理」と述べ、「死刑になっても仕方ない」と自身の行為に対する罪の重さを認識している様子を見せています。

遺族の訴え:愛する子を奪った被告への怒り

この裁判で、兄弟の父親も法廷に立ち、「罪への謝罪も反省も全くないどころか、兄弟の死を犬死に、無駄死にと言ったり、私たち夫婦が間接的に殺したと言ったりしたのはあまりに身勝手だ」と憤りを露わにしました。そして、「命をもって償ってほしい」と死刑を求めました。

判決への期待:全国が注目する裁判の結末

判決は今月15日に言い渡される予定です。この裁判は、その残虐性と身内による犯行という事実から、全国的に注目を集めています。判決がどのように言い渡されるか、また、その後の社会の反応は大きな関心事となっています。

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